

●<経済的な旅についてのページです>●
旅には出たい。でも出費は抑えたい。
私の知っている安い旅の方法を書いてみました。
1 飛行機と「パッケージツアー」
私も初めは通常料金の航空券を購入していたのですが、旅を重ねるうちに、「パッケージツアー」というものがあることに気がつきました。
ツアーというと、添乗員が同行して団体行動というイメージがありますが、1名から申し込めて、「航空券+ホテル」だけ手配してもらって、後は自由行動というツアーもあります。
しかも、ホテル1泊が付いて、「通常の往復航空券のみ」よりも安いという不思議にも嬉しいお値段です。旅行代理店でもいろいろプランを組んでいますし、各航空会社(JAS、JAL、ANA)も系列の旅行代理店がプランを組んでいます。
ただし、申し込みは出発の1週間前まで。航空便の変更はできません。福岡−東京間にはスカイマークという低料金の航空会社が運行していて、福岡発で、このスカイマークを利用したパックがあります。大手三社のパック(往復航空券+ホテル一泊)がおよそ43,000円〜(シングルルームの場合)ぐらいなのに、スカイマークは約28,500円〜です。(安い!!)
私が知っている範囲では、近畿日本ツーリストと日本旅行が催行していますが、両者で条件(帰着日での価格設定、利用できるホテルなど)が若干違うようなので、都合に合せて選択してください。福岡発があるということは、東京発のパックもあるのではないかと思います。さらに、札幌−東京間には同じ低料金の航空会社のAir Doが運行しているので、この路線でもパック旅行が設定されているかも。
二泊以上するときには……
パッケージツアーのホテルは、一定以上の良いホテルが提供されています。したがって当たり外れはあまりありませんが、例えば二泊以上して追加の宿泊をする場合は、あまり安く感じません。パックは、あくまでも、航空券に包括運賃が適用されるからこそ安くなるのであって、ホテル自体は驚くほど割引がされているわけではないのです。
前述のように二泊三日の旅程を組む場合、パックの宿泊を一泊だけにすることも可能なようです(この点は各旅行代理点で対応が違うようなので、確認した方が良いです)。したがって二泊以上するときは、パックのホテルは一泊だけにして、追加宿泊は後述の格安プランで予約するようにしています。つまり「パック+格安プラン」が一番お得ではないかと思います。
2 JRの企画切符
JRを利用しての旅でも「パッケージツアー」はありますが、この場合2名以上からの受け付けが殆どです。したがって私のような「気ままにふらふら一人旅」派には利用できません。
ただし、企画切符・S切符なるものがあって、往復で特急に乗れて、かなりお得です。しかもJR九州発券の場合、指定席に乗車できる切符が殆どです。福岡に住む私は、九州、広島、岡山、高松あたりまではこの企画切符にお世話になっています。
この場合、ホテルは別に予約することになります。そこで安くホテルに泊まることが次の課題になります。
3 ホテルのみを予約する(格安プランについて)JRの企画切符を利用した場合、あるいはパックを利用した際の追加宿泊では、単独でホテルを予約することになります。いかにして安く泊まるか=格安プランの仕組みを考えます。
(A) まず、ホテル、旅行代理店、インターネット予約の仕組みを考えてみます。
(1) インターネット予約は基本的には旅行代理店のオンラインと同じ仕組みを持つ。
最近「旅の窓口」などオンラインで簡単に予約できるようになりました。空室照会やホテルの概要がわかり、便利です。
しかし、私は実際には同じようなものが以前からあったと思います。JTBなど旅行代理店やチェーン系のホテルでは、従来からコンピューター上で空室を管理し、オンラインで予約を受けていました。
インターネット予約は特殊なものではなく、コンピューターとネットの普及に伴い、従来代理店などの大型コンピューターに限られていたオンライン予約が個人のレベルまで普及してきたと解釈すべきでしょう。
実際、旅の窓口なども形態としてはJTBなどと同じ旅行代理店です。ホテルが一定数の客室を提供し、代理店はそれを管理・販売し、送客して手数料を得るという点ではまったくかわりません。(違いはネット予約では宿泊客は直接ホテルで支払い、従来の代理店ではクーポン〔宿泊〕券を購入する、という点ぐらいでしょう)
最近はネットの普及に伴い、JTBなど従来の旅行代理店でもネットから予約できるようになってきおり、実際にはネットを利用する場合は利用者の立場からはほとんど差がなくなってきています。元々両者の仕組みは基本的には同じであり、当然の流れといえるでしょう。最近はインターネットが通常の旅行代理店を凌いでいるのではないかと思います。
(2) ホテルが旅行代理店やネットに客室を提供するのはどんな時?
まず、ホテルがどのような場合に旅行代理店に依存するか、ということを考えてみます。
一般にホテルは、旅行代理店からの送客を受けると、代理店に手数料を払わなければなりません。それならば、代理店を通さず直接予約を受けた方が良いはずです。
それでもあえて代理店(インターネットを含む)に客室を提供するのは、観光地や競争が激しい都市(県庁所在地クラスのホテル数が多い都市)のホテルなどで、少しでも販売経路を広げて稼働率を高めたいと考えるからです。
したがって地方のホテル数が少ない(競争度が低い)中小都市のホテルなどはわざわざ手数料を払ってまで代理店やネットに客室を提供する必要がないということになります。また、スーパーホテルなどの低価格ホテルも同様です。代理店やネットに客室を提供しなくても十分に稼働率は高く、元々価格が安いので手数料を差し引かれると収益上苦しいという理由もあります。しかしながら、最近のホテル業界は苦しいようで、値引き合戦が地方都市にまで及んできているようです。
(B) それでは、上記を踏まえて、ホテルの割引について考えてみます。
(1) インターネットでの予約
「旅の窓口」など、割引率はおよそ10〜20%がほとんど。(中には30%以上の割引で出しているホテルもあります) この他にホテルが独自にネット上で予約を受け付けている場合もあります。
最近は割引率がさらに上がってきているようです。少し前までは、(3)の「当日割引プラン」の方がお得感は強かったのですが、あまり差はなくなってきているようです。
特に、「旅の窓口」などで出している当日割引プランは要チェック。i modeなどが利用できれば、旅先で安いところを探して予約するというのも有効な方法でしょう。(2) 大手旅行代理店のプラン
大手の代理店はホテルから一括して客室を購入する形になるので、団体割引のような意味合いで、安くなっていることがあります。割引率は10%前後のようで、インターネット予約とほぼ同じです。
最近は各代理店のHPで値段と内容を確認でき、会員になればオンライン予約もできるので、インターネット予約との境界線がなくなってきています。価格的にはネット予約の方が割安だと思われるので、私はほとんど利用しません。(3) 主要都市のJR駅内の代理店で出している「当日割引プラン」
ホテルは、当然1部屋でも多く販売したい。したがって当日空室がある場合は割引してでも販売するという考え方が出てきます。
博多駅内のJR九州系列の某代理店では、通常料金より20〜30%OFFぐらいで出しているホテルがほとんどです。大阪駅や高松駅などでも見たことがあります。広島駅や鹿児島駅では表には出してはいなかったのですが、実際よりも随分安く泊まれたようです。反対に岡山駅ではお得なプランはありませんでした。割引率は、私が知っている範囲ではNo.1です。
このプランの最大の弱点は、事前に予約ができず、当日にならないとわからないこと。その都市でイベントや学会などがある場合や、旅行シーズンの週末などは満室のことが多く、要注意です。(その場合は、隣りの町に宿泊するという手もあります)また、県庁所在地クラス以上の大都市に限られるます。急に旅行を思い立ったときなどは良いかも知れません。(4) ホテルが独自に出している格安プラン
長引く不況のせいか、各ホテルの宿泊料金も安くなっているようです。正規料金を下げているホテルもあるし、「××周年記念」などと理由付けして安いプランを出しているホテルもあるようです。
この場合代理店にプランを出していないこともあり、また旅の窓口などにも参加せず、自社のホームページに掲載している場合があります。各ホテルに直接問い合わせる必要があります。私個人としては、交通費も含めると航空機利用のパックプランが最も安いと思います。
単独でホテルの予約をする場合は「当日割引プラン」が最も割引率が高いのですが、上記のような欠点もあり、私はネットを利用して早めに予約するようにしています。
4 航空会社のマイルを貯めるご存知の方も多いと思いますが、各航空会社のマイレージの会員になると、搭乗する度に距離に応じてマイルが貯まり、無料航空券と引き換えできます。パッケージツアーでも通常の50%ですが、マイルの対象になります。そこでいかにして効率良くマイルを貯め、使用するかが問題です。
(1) 当然のことですが、航空会社を一つに絞る
ただし、現在は搭乗だけではマイルは貯まりにくい状況にあります。出張などで長距離路線を度々利用する方以外は、実際には搭乗だけでは無料航空券に到達するのは非常に難しい。他の方法も併用することを考えなければなりません。(1998年4月まではボーナスマイルの換算率が非常に高かたtのですが、変更されてしまいました)
(2) 航空会社のクレジットカード会員になる
クレジットカードの使用金額に応じてマイルが貯まります。浪費はいけませんが、パソコン周辺機器、旅行、服、食事、JR、ホテルと、必ず必要な支払いに使っていくと、「塵も積もれば山となる」で確実にマイルは貯まっていきます。カードの提示で割引が受けられるホテルもあります。
(3) 必ずしもすすめられないホテルマイル
航空会社と提携したホテルに宿泊することによってマイルを貯めることもできますが、正規料金のみが対象とであることが殆どで、高い料金を払ってホテルマイルを貯めるよりも前述の格安プランを利用したほうが出費を抑えられる場合が多いと思います。
(4) 効率良くマイルを使う
マイルが貯まって無料航空券を手に入れられるとしたら、ローカルな路線、短距離の路線(=マイルが貯まり難い路線)に使用するのが効率は良いようです。メジャーな路線は比較的安く旅行できるし、長距離では値段の割にマイルが貯まり易いというのがその理由です。